新潟はラーメン天国だ。コンビニのタウン誌には大抵ラーメン特集が組まれているし、ラーメンのDVDまである。
主流のスタイルは燕三条系と呼ばれる。特徴はいくつかある。うどんのような極太麺、大きめで柔らかいたっぷり背脂、がっつりと煮干しの効いた醤油味、薬味である玉ネギ。これらはありそうでそんなにあるもんでもない。しかもそれぞれの特徴がまた際だっているのである。
燕三条系の代表格といえば杭州飯店だ。東京でも40年ほど前に背脂ラーメンが流行ったが、ここでは背脂と煮干のコラボレーションが70年も前から編み出されていたのである。これは驚愕に値する事実だ。京都の背脂ラーメンよりも古いことになる。
大きな特徴は、うどんのような太い麺だ。これがうまい。作り方も独特のようだ。東京のどこにもまねのできないような味に仕上がっている。
ほかの人気店に、吉相やむげん。青島食堂などがある。変り種に、東横という店がある。ここの味噌ラーメンは一風変わっている。ラーメンの丼とは別に、味付けしていないスープが供され、これで濃厚な味噌ラーメンを割って自分好みに調整するというもの。
こういった食べ方をするラーメンは全国的にも例がなく、新潟が全国に誇れる独自のご当地ラーメンと言えよう。
スープの要である味噌ダレには野菜やスパイスもふんだんに使われて重厚な味わい。
麺も極太でムッチリと歯ごたえがあり、スープと対等に渡り合っている。
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